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竣工 | 平成31年4月 |
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建築構造 | 木造2階建て |
延床面積 | 99.03㎡ |
施工期間 | 10ヶ月 |
所在地 | 大阪府豊能郡 |
家族構成 | 夫婦+子1人 |
まるで「森の美術館」の様な、佇まい。
道行く人が、足を止めて自然と中へ導かれる様な、開け放たれた空間。それもそのはず、設計士は、「近隣住民との積極的なコミュニケーションの場になる」「子供が内外関係なく走り回れる空間」「カフェやギャラリーなどの店舗としても使える空間」を想定した。そして、住空間を作るだけではなく、多様な形で活用できる住まいの建築とした。
浮いたような大屋根、むき出しの構造登り梁、外壁材は屋根材のスレート葺きを貼り合わせた。大胆なガラス貼りをオープンにすると、南北に風が通り抜ける。
一変して、夜になり大きなアルミの扉を閉めると、静かな落ち着いた空間になる。
主張はするけれど、周辺にも調和する外観。
天井高5m以上の大空間。
ガラス貼りの建具を開け放つと、地域に開かれた空間の様に、開放的になる。
外壁材を室内にも取り入れ、内外の境界が曖昧になり、より開かれた空間に感じる。
テラス席もあり、ふらっと立ち寄った人とのコミュニケーションが想像できる。
フレームの中に、すっきり収まったキッチン。
キッチン本体、造作収納棚、床、天井と全て木目調で統一。
キッチン奥に、一体となったダイニングスペース。
ガラス張りで、森の中で食事をしてるような雰囲気。
腰を下ろすと、テラス席の人と同じ目線で会話が始まる。
目隠しに、ロールスクリーンを天井に埋め込み、すっきりとした印象に。
将来的には子供部屋になるスペース。
隠れ基地の様な、けれど間仕切りが腰壁なので、下階の家族の気配を常に感じられます。
全面真っ白で、ガラス扉はホテル仕様。
造作の洗面台・床・壁は、FRP防水仕様。
生活感の出る洗濯機は、収納扉の中に設置。
開放的なガラス扉。真っ白で清潔感がある。