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竣工 | 令和6年9月 |
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建築構造 | 木造2階建て |
敷地面積 | 429.84㎡ |
延床面積 | 82.03㎡ |
施工期間 | 6ヶ月 |
外部からつながる、天井や床の素材が、そのまま内部にも続いている。
内外の境目が曖昧になり、錯覚を起こしそうになります。
1階は、壁で区切らずワンフロアの土間空間。
高台にある立地を活かして180°の大開口、景色が見渡せます。
天井は構造材をむき出しにし、壁はラワン合板仕上げ。
木とモルタルの異素材の組み合わせが、持ち込む色や物によって表情を変える空間となりそうです。
段差で空間を分けたキッチン周辺や、段差を腰掛に利用したフリースペース部分は、フローリング仕上げ。
テラスにもつながります。眺めがよく、心地よい風が通ります。
一段上がったキッチン周辺には、ワーキングスペースが併設され、家事と仕事が同時進行できる便利な配置です。
キッチンの立ち上がりは、エクセルジョイント(樹脂モルタル)塗装。
洗面台と兼ねたカウンターの天板は、FRP塗装(バルコニーや、浴槽の仕上げ材と同じ)。
壁の塗装と統一感があって、すっきりしています。
側面からのフォルムが綺麗な階段。無駄がなく、壁のオブジェの様です。
完全に個室とせず(扉や壁で囲まずに)ゆるやかに区切られた空間。
お互いの存在を確認しながら、程よい距離感が心地良いです。
窓辺に並んで座れる、造作カウンター。洋室と隣接し、場面を切り替えて作業が出来るスペース。
窓からの見晴らしも良く、息抜きスペースとしても重宝しそうです。
家族の物を一ヶ所に収納。
ハンガー収納がたくさんできて、便利です。