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竣工 | 令和6年6月 |
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建築構造 | 木造平屋建て |
延床面積 | 96.47㎡ |
施工期間 | 4ヶ月 |
平屋木造住宅をリノベーション。
今回の計画は、外回りは手を加えずそのまま活かし、室内は構造上の柱は残しつつ、間仕切り壁などを大胆に撤去し、スケルトンの状態にしたフルリノベーションです。
昔ながらの日本家屋は隙間が多く、断熱材も十分ではないので寒い。住み心地良く、現代風に蘇らせました。
天井を取っ払い、既存の梁を見せつつ、補強柱も追加し強化しました。
断熱効果を上げる為、天井に高性能グラスウールを仕込みました。
新たな天井にはラワン合板を貼り、壁は珪藻土塗りで仕上げました。
床にも新たに断熱材を敷き詰め、土間仕上げの箇所には床暖房を仕込みました。
既存のサッシ・建具(欄間など)など調整し再利用できるものを活かして、新たな物を追加していく。その絶妙なバランスが、心地良い空間に仕上がっています。
縁側には、大きな引き違い窓が3か所あり、中庭が望める日当たりの良い場所です。